こんにちわ。ぴぴねこです。
漫画やアニメに登場するレールガンを防衛省が開発って…冗談なの?と思うかもしれませんね。ただ、わりと簡単な構造でして、アメリカや中国でも開発が進んでいます。日本でも開発するのはいいのですが…電源はどうするんだろうね~と色々心配なわけです。
そんなレールガンについて調べてみました。
レールガン(電磁砲)とは…?
大砲や鉄砲など、弾丸を飛ばす兵器は基本的に火薬を使っていますね。レールガンは火薬を使わず、電気による磁力を発生させて、磁石の反発力のようなもので弾丸を飛ばします。
ですので、見た目的には、火薬の大砲なのかレールガンなのか見分けがつかないかもしれませんね。漫画やアニメだと、充電でビリビリ~みたいな感じになって、ドカーンと球が発射されますので、あぁ~あれはレールガンだなという風にわかります。
ただ、レーザービームではなく…超高速の弾丸が飛んでいきます。
どんくらいの威力があるの?
アメリカの実験では、音速の6~7倍のスピードで飛んでいくという結果がでています。
音速というと、1秒間にだいたい340m進むので、7倍とすると…340×7=2380mですから、1秒間に2キロくらいのスピードで飛んでいくという計算になります。そんなのが飛んで来たらひとたまりもないですね。
また、実際の大砲の弾丸よりも、小さくてすむそうなので1発うつためのコストも安くなるそうです。砲弾を運んだりする手間も少なくてすむというわけですね。パチンコ玉みたいなのが飛んでいくイメージがありますよね…。
メリットとデメリットは…?
やはり、何事にもメリットとデメリットはありますが…
メリット
メリットとしては、構造が簡単なので、原理もわかっていることから作ろうと思えばすぐ作れるということです。火薬の燃焼を伴わないので強度がそれほど必要でないことから、砲身事態もコンパクトにできるようですね。
もし、実用化されれば、ミサイル防衛には威力を発揮するかもしれませんね~。
デメリット
なんと言っても、高電圧の大量の電流が必要だぞということですね。1発撃ったら充電しますので、次に打てるのは1時間後~というのでは兵器として使えませんからね。資源のない日本がその電気をどこで発生させるのかが問題になるかもしれません。やはり、原子力ですかね~。
使えるのか…?
アニメなどでは、高速の弾丸がパパパパ~っと飛んでいきまして、弾幕のようになっていますが…命中精度を上げるために超高速弾を誘導する技術も課題ですよね~。当たらなかった弾丸は…どこかに落ちていくのでしょうし、実際には言うほど使えないのではないか…という意見もあるようです。
他の国の開発状況は…?
基本的な研究はアメリカが先行しているようですが、中国も開発をしているようです。2000年代の初めころから開発していて、いまだに実用化していなくて、中国は別の極超高速ミサイルの実験等をしていると考えると…レールガンは実用的ではないのかもしれません…。
ただ、日本の開発力が…と期待もしたいところですが、その開発力は軍事部門じゃなくて、別のところで活かせないのでしょうか。
まとめ
レールガンの開発費として65億円くらい投入するそうですが…ちょっと少ないですかね…。とても本気とは思えません…。テストしなきゃいけないのに…どこに向かって打つのよ…。
もっと、ビームライフルとか波動砲とかそっちの方を開発するというなら、ワタクシも応援しちゃうんですけどね~。
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